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2025-06-18

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親知らず抜歯はすべき?痛み・腫れを解決!

親知らず抜歯はすべき?痛み・腫れを解決!

親知らずに痛みを感じていたり、歯茎が腫れてしまったりして、この記事にたどり着いたあなた。もしかしたら、「親知らずって抜いた方がいいのかな?」と悩んでいるかもしれませんね。または、歯科医院で抜歯を勧められたけれど、何となく怖い、どんなリスクがあるのか知りたい、費用はどのくらいかかるのか不安、と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こんにちは、&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科です。今回は、多くの人が一度は気になる「親知らず」について、その抜歯の必要性からメリット・デメリット、そして抜歯をしない場合に考えられるリスクまで、皆さんの疑問や不安を解消できるように分かりやすく解説していきます。

この記事を読めば、親知らずとの付き合い方、そしてあなたにとって最適な選択肢が見えてくるはずです。


親知らずって何?

大人の歯のいちばん奥

親知らずは、専門的には**「第三大臼歯(だいきゅうし)」**と呼ばれる、一番奥に生えてくる歯のことです。通常、10代後半から20代前半にかけて生え始めますが、その生え方には個人差が大きく、全く生えてこない人もいれば、上下左右に計4本生えてくる人もいます。

なぜ「親知らず」と呼ばれるのかというと、この歯が生える頃には親が知らないうちに生えてくるから、という説が有力です。昔は長寿の人が少なかったため、親が亡くなった後に生えることも多かったから、とも言われていますね。

現代人の顎は昔に比べて小さくなっている傾向があり、親知らずが生える十分なスペースがないことがよくあります。そのため、まっすぐに生えずに傾いたり、一部だけ顔を出したり、あるいは完全に骨の中に埋まったままになったりすることが少なくありません。この「きれいに生えてこない」状態が、様々なトラブルの元になることが多いのです。


親知らずが引き起こす主なトラブル

放置するとこんな症状が…

親知らずがまっすぐにきれいに生えていれば問題ないことも多いのですが、多くの場合は様々なトラブルを引き起こします。ここでは、親知らずによって引き起こされる主な症状や問題について見ていきましょう。

1. 痛みや腫れ

親知らずが中途半端に生えていると、歯と歯茎の間に食べカスが詰まりやすくなります。この食べカスをエサに細菌が繁殖し、**炎症(智歯周囲炎:ちししゅういえん)**を起こすことがあります。これにより、歯茎の痛みや腫れが生じ、ひどい場合には口が開けにくくなったり、発熱を伴ったりすることもあります。

2. 虫歯

親知らずは一番奥に位置しているため、歯ブラシが届きにくく、磨き残しが多くなりがちです。その結果、親知らず自体が虫歯になったり、手前の健康な歯まで虫歯にしてしまったりすることがあります。特に、斜めに生えている親知らずは、隣の歯との間に隙間ができやすく、虫歯のリスクが高まります。

3. 歯周病

磨き残しが多い親知らずの周りでは、歯周病菌が繁殖しやすくなります。これにより、歯茎の炎症だけでなく、周囲の骨が溶けてしまう歯周病が進行する可能性があります。親知らずの歯周病が悪化すると、手前の健康な歯にも影響が及ぶことがあります。

4. 歯並びへの影響

親知らずが奥から手前の歯を押し出すように生えてくると、歯並びに悪影響を与えることがあります。特に、すでに矯正治療で整えた歯並びが、親知らずによって乱れてしまうケースも少なくありません。前歯のガタつきの原因となる可能性も指摘されています。

5. 口内炎や口臭

親知らずが中途半端に生えていたり、頬の粘膜に当たったりすることで、口内炎ができやすくなることがあります。また、清掃不良による細菌の繁殖は、不快な口臭の原因にもなります。

これらのトラブルは、日常生活に大きな不便をもたらし、さらに放置すると隣の歯や全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。そのため、早めに歯科医院で相談することが大切です。


親知らずは抜くべき?抜かなくてもいい?

抜歯の判断基準

親知らずにまつわるトラブルは多いですが、「全ての親知らずを抜かなければならない」というわけではありません。親知らずを抜歯するかどうかは、その生え方や現在の症状、将来的なリスクなどを総合的に判断して決められます。

抜歯が推奨されるケース

以下のような場合、親知らずの抜歯が強く推奨されます。

  • 痛みや腫れを繰り返している場合: 智歯周囲炎(親知らずの周りの炎症)を繰り返し、日常生活に支障をきたしている場合。
  • 虫歯や歯周病になっている場合: 親知らず自体が虫歯になっていたり、その親知らずが原因で手前の歯が虫歯や歯周病になっている場合で、治療が困難な場合。
  • 斜めや横向きに生えている場合: きれいに生えるスペースがなく、手前の歯を圧迫したり、食べ物が詰まりやすかったりする場合。このような親知らずは、将来的にトラブルを起こす可能性が高いです。
  • 完全に埋まっているが嚢胞(のうほう)がある場合: 歯が完全に骨の中に埋まっているものの、その周りに嚢胞(膿の袋)ができている場合。
  • 噛み合わせに問題がある場合: 親知らずが特定の歯に強く当たって噛み合わせを悪くしている場合。
  • 矯正治療を考えている場合: 矯正治療によって歯をきれいに並べるスペースを作るために、親知らずの抜歯が必要となることがあります。

抜歯せずに経過観察できるケース

一方で、必ずしも抜歯の必要がない親知らずもあります。

  • まっすぐにきれいに生えていて、上下の歯としっかり噛み合っている場合: トラブルもなく、歯磨きもきちんとできる状態であれば、無理に抜歯する必要はありません。
  • 完全に骨の中に埋まっていて、症状がない場合: 将来的に問題を起こす可能性が低いと判断される場合は、無理に抜歯せず経過観察となります。ただし、定期的なレントゲン検査で状態を確認していくことが重要です。
  • 移植歯として利用できる場合: 他の歯を失った際に、その場所に親知らずを移植できるケースでは、抜歯せずに温存することがあります。

ご自身の親知らずがどちらのケースに当てはまるのかは、ご自身で判断することは難しいものです。必ず歯科医師の診察を受け、レントゲンやCTなどの画像診断に基づいた専門的な意見を聞くことが大切です。


親知らず抜歯のメリット・デメリット

治療の前に知っておこう

親知らずの抜歯には、問題解決という大きなメリットがある一方で、いくつかのデメリットやリスクも存在します。治療を受ける前に、これらの点をしっかり理解しておくことが、納得のいく選択につながります。

親知らず抜歯のメリット

  • 痛みや腫れ、炎症の根本的な解決: 歯茎の腫れや痛みの原因となる親知らずを除去することで、繰り返す炎症から解放されます。
  • 虫歯や歯周病のリスク軽減: 親知らずとその周囲の清掃性が向上し、虫歯や歯周病の発生・進行を防げます。手前の健康な歯を守ることにもつながります。
  • 口臭の改善: 食べカスが詰まりにくくなることで、口臭の原因となる細菌の繁殖を抑えられます。
  • 歯並びの維持・改善: 親知らずが原因で起こっていた歯並びの乱れが解消されたり、今後の悪化を防げたりします。矯正治療の効果をより確実にすることができます。
  • 顎関節症のリスク軽減: 親知らずが噛み合わせに悪影響を与えていた場合、抜歯によって顎関節への負担が軽減され、顎関節症の症状が改善することもあります。
  • 口腔衛生の向上: 全体的なお口の中のケアがしやすくなり、健康的な口腔環境を維持しやすくなります。

親知らず抜歯のデメリット・リスク

  • 抜歯後の痛みや腫れ: 抜歯は外科処置なので、麻酔が切れた後に痛みや腫れが生じることがあります。特に、埋伏親知らずなど難しい抜歯では、腫れが数日間続くこともあります。痛み止めや抗生物質が処方され、通常は数日で治まりますが、状態によっては長引くこともあります。
  • 出血: 抜歯後は少量の出血がしばらく続くことがあります。通常は止血用のガーゼを噛むことで止まりますが、稀に出血が止まりにくい場合があります。
  • 神経麻痺: 下顎の親知らずの近くには、舌や唇の感覚をつかさどる神経が通っています。非常に稀ですが、抜歯の際にこの神経が傷つき、一時的または永続的に唇や舌にしびれ(麻痺)が残る可能性があります。当院では、歯科用CTによる精密な診断でリスクを最小限に抑えます。
  • ドライソケット: 抜歯窩(ばっしか:歯を抜いた後の穴)に血の塊(血餅:けっぺい)がうまく形成されなかったり、剥がれてしまったりすると、骨がむき出しになり、強い痛みが生じることがあります。これをドライソケットと呼びます。適切な術後ケアで予防できます。
  • 開口障害: 抜歯後に口が開きにくくなることがあります。炎症や筋肉の緊張によるもので、通常は一時的なものです。
  • 治療期間と費用: 抜歯の種類(簡単な抜歯か、外科的な処置が必要か)によって、治療期間や費用が異なります。難しい親知らずの抜歯は、保険適用であっても費用がかかる場合があります。

これらのデメリットやリスクについて不安を感じる場合は、治療前に担当の歯科医師に詳しく質問し、納得した上で治療に臨むことが重要です。


抜歯しないとどうなる?

親知らずを放置するリスク

「痛みがないから」「怖いから」といって、親知らずの抜歯をためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、問題のある親知らずを放置すると、以下のようなリスクや将来的な問題が生じることがあります。

  • 症状の悪化と再発: 一時的に痛みが治まっても、親知らずが原因の炎症や虫歯は再発しやすい傾向にあります。放置すればするほど、症状は悪化し、より強い痛みや腫れに悩まされる可能性が高まります。
  • 隣の歯への影響: 斜めに生えている親知らずは、隣の健康な歯を虫歯にしたり、歯周病を悪化させたりする直接的な原因となることがあります。最悪の場合、親知らずだけでなく、隣の歯まで失うことになりかねません。
  • 全身への影響: 親知らずの炎症がひどくなると、細菌が血液に乗って全身に広がり、心臓病や糖尿病などの全身疾患に悪影響を及ぼす可能性も指摘されています。
  • 骨の吸収: 親知らずの周りに慢性的な炎症が続くと、顎の骨が徐々に吸収されてしまうことがあります。将来的にインプラントなどの治療を考えた際に、骨の量が足りなくなる原因となることもあります。
  • 抜歯の難易度上昇: 年齢を重ねるにつれて、親知らずの骨との結合が強固になり、抜歯の難易度が上がる傾向があります。若いうちに抜歯しておけば比較的スムーズに済むケースでも、高齢になってからでは複雑な処置が必要になることがあります。

現在の痛みがないからといって、将来的に大きなトラブルに発展する可能性も十分にあります。これらのリスクを考慮し、専門家である歯科医師の意見を聞き、適切な時期に適切な治療を選択することが、ご自身の口腔全体の健康を守る上で非常に大切です。


&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科の親知らず抜歯

安心できる治療のために

当院では、患者さまが親知らずの抜歯を安心して受けられるよう、丁寧な診査・診断と、患者さまに寄り添った治療を心がけています。

1. 精密な診査と診断

親知らずの抜歯において最も重要なのは、事前の精密な診査です。当院では、一般的なレントゲン撮影に加え、歯科用CTを導入しています。CT撮影を行うことで、親知らずの正確な位置や根の形、そして神経や血管との位置関係を3Dで詳細に把握できます。これにより、抜歯の難易度やリスクを正確に評価し、患者さまに最も安全で適切な抜歯計画を立案することが可能です。特に、横向きに生えている親知らずや、完全に骨の中に埋まっている埋伏親知らずの場合でも、CTを用いることで神経損傷などのリスクを最小限に抑えた抜歯が期待できます。

2. 痛みに配慮した麻酔

抜歯時の痛みを心配される方も多いですが、当院では患者さまの不安を和らげるため、痛みに配慮した麻酔を心がけています。まず、表面麻酔を塗布して歯茎の感覚を麻痺させ、その後、電動麻酔器を使用してゆっくりと麻酔液を注入します。これにより、麻酔注射時の「チクッ」とした痛みや、注入時の圧迫感を最小限に抑えることができます。

3. 経験豊富な歯科医師による抜歯処置

親知らずの抜歯は、歯の生え方や位置によって処置の難易度が大きく異なります。当院の歯科医師は、これまで数多くの親知らずの抜歯経験があり、患者さまお一人おひとりの状況に合わせた、確実で安全な抜歯処置を行います。難しい症例でも、適切な診断と丁寧な手技で対応いたしますのでご安心ください。

4. 術後の注意点と合併症への対策

抜歯後には、痛みや腫れ、出血などの症状が生じることがあります。当院では、術後の注意点について書面や口頭で詳しく説明し、患者さまが安心して過ごせるようサポートします。

  • 痛み止めや抗生物質の処方: 抜歯後の痛みを和らげ、感染を予防するために、必要に応じて処方します。
  • 冷却指導: 腫れを最小限に抑えるため、患部を冷やす方法を説明します。
  • 止血の確認: 出血が続く場合は、止血処置やアドバイスを行います。
  • ドライソケットの予防と治療: 抜歯窩の血餅が剥がれることで起こるドライソケットを防ぐため、うがいを控えたり、禁煙を勧めたりします。もしドライソケットになってしまった場合でも、適切な処置で痛みを和らげ、治癒を促します。

抜歯後の経過で不安なことがあれば、いつでもご連絡ください。


親知らず抜歯に関するQ&A

よくある質問にお答えします

親知らずの抜歯について、患者さまからよくいただく質問にお答えします。

Q1. 親知らずの抜歯に費用はどれくらいかかりますか?

A. 親知らずの抜歯費用は、歯の生え方や抜歯の難易度によって異なります。保険診療が適用されるため、一般的には数千円から1万円程度の範囲内です。しかし、横向きに埋まっているなど、外科的な処置が必要な場合は費用が高くなることがあります。事前に詳しくご説明し、ご納得いただいてから治療を開始しますのでご安心ください。

Q2. 抜歯の時は痛いですか?麻酔は効きますか?

A. 抜歯は麻酔をしっかり効かせてから行いますので、処置中に強い痛みを感じることはほとんどありません。当院では、表面麻酔や電動麻酔器を使い、麻酔注射時の痛みも最小限に抑えるよう努めています。麻酔が効いてくるまで少しお時間をいただきますが、効きにくい場合は追加で麻酔をすることも可能ですのでご安心ください。

Q3. 抜歯後の痛みや腫れはどれくらい続きますか?

A. 痛みや腫れの程度、期間は個人差がありますが、簡単な抜歯であれば数日程度で治まることが多いです。横向きや埋伏している親知らずの抜歯では、1週間ほど腫れが続くこともあります。痛みに対しては痛み止めを処方しますので、指示通り服用してください。腫れを抑えるために、抜歯後2~3日は冷たいタオルなどで頬の外側から冷やすと効果的です。

Q4. 抜歯後に食事はできますか?

A. 麻酔が切れるまでは、誤って頬や舌を噛んでしまう可能性があるため、食事は控えてください。麻酔が切れた後は、基本的には食事をしても構いませんが、抜歯した側での硬いものや刺激物の摂取は避け、柔らかいものを反対側の歯でゆっくり噛むようにしてください。

Q5. 抜歯後のお風呂や運動は大丈夫ですか?

A. 抜歯当日は、血行が良くなることで出血や腫れがひどくなる可能性があるため、長時間の入浴や激しい運動、飲酒は避けてください。シャワー程度なら問題ありません。翌日以降は、通常通りの生活に戻っていただいて構いませんが、出血が続くようであれば控えてください。


親知らずでお悩みの方は、当院へご相談ください

初めての方はこちら:https://reservation.stransa.co.jp/481daca4e28190fc77902ea6b6991bcb

親知らずのトラブルは、我慢せずに歯科医院で診てもらうことが大切です。特に、痛みや腫れを繰り返している方、歯並びへの影響が気になる方、歯科医師から抜歯を勧められているけれど迷っている方は、一度当院にご相談ください。

&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科では、精密な診査と患者さまへの丁寧な説明を徹底し、一人ひとりの患者さまに最適な治療プランをご提案いたします。

谷町四丁目駅6番出口から徒歩4分、堺筋本町駅2番出口から徒歩6分と、アクセスしやすい場所にございますので、お気軽にご来院ください。

ご自身の親知らずの状態を知り、適切なケアや治療を行うことが、お口全体の健康、ひいては全身の健康を守る第一歩となります。

あなたのお悩みを解決し、笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

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