ご予約・お問い合わせ06-4397-4350

MENUCLOSE
MENUCLOSE

谷町四丁目駅で歯医者をお探しなら
&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科

ご予約・お問い合わせ06-4397-4350

  • HOME
  • 歯磨きで血が出るのは危険信号!歯周病の初期症状と予防法
ブログ

2025-08-02

著者:

歯磨きで血が出るのは危険信号!歯周病の初期症状と予防法

歯茎から血が出るのはなぜ?それは歯周病のサインかもしれません

朝の歯磨き中、ふと鏡を見ると、歯ブラシに赤い血が付いている。「ちょっと強く磨きすぎたかな」「疲れているせいかな」と、軽い気持ちでやり過ごしていませんか? しかし、その小さな出血は、あなたの歯茎がSOSを発しているサインかもしれません。

特に30代から50代の働き盛りの世代は、仕事や子育てに追われ、自分の健康を後回しにしがちです。歯科検診に行く時間がないからと、歯茎からの出血も「たいしたことない」と自己判断してしまう傾向があります。しかし、その自己判断が、やがて取り返しのつかない事態を招く可能性があります。

歯茎から血が出る原因のほとんどは、歯周病(ししゅうびょう)です。歯周病は、自覚症状が少ないまま進行し、「静かなる病気」とも呼ばれています。歯周病を放置すると、歯が抜け落ちるだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼすことがわかっています。

この記事では、歯周病の初期症状である歯茎からの出血に焦点を当て、その原因から進行リスク、ご自宅でできる具体的な予防法、そして歯科医院での専門的な治療法までを分かりやすく解説します。この記事を読んで、ご自身の歯茎の健康について見つめ直すきっかけにしていただければ幸いです。

 

歯周病とは?初期症状と進行リスクをチェック

 

「歯周病」という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのような病気か、ご存知ない方も多いかもしれません。ここでは、歯周病のメカニズムと、進行に伴う症状の変化について見ていきましょう。

 

歯周病は細菌感染症

 

歯周病は、歯と歯茎の間に溜まった**プラーク(歯垢)の中にいる細菌が原因で、歯茎に炎症が起こる病気です。この細菌は歯周病菌と呼ばれ、毒素を出して歯茎を攻撃します。

 

プラーク(歯垢)が歯周病の元

 

プラークとは、食べ物の残りカスなどが、口の中の細菌と結びついてできた、ネバネバとした白い塊です。歯周病は、このプラークが歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)に溜まり、そこに潜む細菌が炎症を引き起こすことで始まります。

 

歯周病の初期症状(歯肉炎)

 

歯周病は、まず歯肉炎(しにくえん)という初期段階から始まります。

  • 歯茎が赤く腫れる: 健康な歯茎はピンク色で引き締まっていますが、歯肉炎になると赤く腫れ、丸みを帯びてきます。
  • 歯磨きで血が出る: 歯磨きやフロス、固い食べ物を食べた時などに、歯茎から出血しやすくなります。この出血は、歯茎が炎症を起こしているサインです。
  • 口臭が気になる: 歯周ポケットに溜まったプラークや細菌が出すガスが、口臭の原因になります。

この段階では、まだ歯を支える骨(歯槽骨)に大きな影響はありません。しかし、痛みなどの自覚症状が少ないため、放置してしまうことが多いのです。

 

歯周病の進行とリスク

 

歯肉炎を放置すると、炎症が歯茎の奥深くへと広がり、歯を支える歯槽骨が溶け始めます。これを歯周炎(ししゅうえん)と呼びます。

 

軽度歯周炎

 

歯槽骨が少しずつ溶け始め、歯周ポケットが深くなります。歯磨き時の出血が増え、歯茎がむずがゆい、口臭が強くなったと感じることがあります。

 

中等度歯周炎

 

歯槽骨が半分ほど溶けている状態です。歯茎からの出血や膿(うみ)が出ることが増え、歯がグラグラし始めます。歯茎が下がり、歯が長く見えるようになり、知覚過敏が起こりやすくなります。

 

重度歯周炎(歯槽膿漏)

 

歯槽骨が大きく溶け、歯がグラグラと動くようになります。物を噛むのが困難になり、痛みも伴うようになります。最終的には、歯が抜け落ちてしまうこともあります。かつては歯槽膿漏(しそうのうろう)と呼ばれていましたが、これは歯周病の末期症状を指す言葉です。

 

歯周病は全身の健康にも悪影響

 

歯周病は、お口の中だけの問題ではありません。歯周病菌やその毒素が血管を通じて全身を巡り、様々な病気に影響を与えることが分かっています。

  • 糖尿病: 歯周病が悪化すると、血糖値のコントロールが難しくなり、糖尿病が悪化します。
  • 心臓病・脳卒中: 歯周病菌が血流に乗って全身に運ばれると、動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。
  • 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん): 高齢者の場合、お口の中の歯周病菌が気管から肺に入り、肺炎を引き起こすことがあります。

 

歯周病を治すには?今日からできるセルフケアと予防法

 

「歯茎から血が出る」というサインに気づいたら、すぐに始めるべきことがあります。ここでは、ご自宅でできるセルフケアと予防法をご紹介します。

 

1. 正しい歯磨き方法を身につける

 

歯周病の最大の原因はプラークです。プラークを徹底的に除去することが、歯周病予防の基本中の基本です。

 

適切な歯ブラシの選び方

 

  • 毛先の硬さ: 歯茎に炎症がある場合は、やわらかめの歯ブラシを選びましょう。出血がひどい時に無理に硬い歯ブラシを使うと、かえって歯茎を傷つけてしまいます。
  • ヘッドの大きさ: 小さめのヘッドの歯ブラシを選ぶと、奥歯や細かい部分にも届きやすく、磨き残しを防げます。

 

正しいブラッシング方法

 

  • バス法: 歯と歯茎の境目に45度の角度で歯ブラシを当て、小刻みに優しく動かします。歯周ポケットの奥まで毛先を入れ込むように意識しましょう。
  • 力を入れすぎない: 歯茎を傷つけないよう、歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握り、弱い力で磨くのがポイントです。

 

2. 歯間ブラシとデンタルフロスの活用

 

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは60%程度しか落とせません。残りの汚れを落とすために、歯間ブラシデンタルフロスの使用は不可欠です。

  • 歯間ブラシ: 歯と歯の隙間が比較的広い方におすすめです。隙間のサイズに合ったものを選びましょう。
  • デンタルフロス: 歯と歯の隙間が狭い方や、歯間ブラシが通らない方におすすめです。

これらを歯ブラシと併用することで、プラーク除去率は飛躍的に向上します。

 

3. 食生活と生活習慣の見直し

 

  • バランスの良い食事: ビタミンCは歯茎の健康を保つために重要です。野菜や果物を積極的に摂取しましょう。
  • 喫煙を控える: タバコは歯茎の血流を悪化させ、歯周病を進行させる最大のリスク因子です。禁煙は歯周病予防に非常に効果的です。
  • ストレスをためない: ストレスは免疫力を低下させ、歯周病菌が活発になる原因となります。

 

歯周病は治る?歯科医院での専門治療

 

「歯周病は一度かかったら治らない」と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、それは誤りです。早期発見・早期治療を行えば、歯周病は完治させることができます。また、進行してしまった歯周病も、適切な治療とセルフケアを継続することで、進行を止め、健康な状態を維持することは可能です。

 

当院を受診すべきサイン

 

以下のような症状がある場合は、すぐに歯科医院を受診してください。

  • 歯茎からの出血が続く
  • 歯茎が赤く腫れていたり、むず痒く感じる
  • 歯茎を押すと膿が出る
  • 口臭がひどくなった
  • 歯がグラグラする、歯茎が下がって歯が長く見える

これらの症状は、歯周病が進行している証拠です。

 

歯科医院での歯周病治療

 

&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科では、「大切な人にする歯科医療をあなたに。」という診療理念のもと、患者様一人ひとりの口腔内の状態に合わせた専門的な歯周病治療を提供しています。

 

1. 検査と診断

 

まずは、歯周ポケットの深さを測る検査や、レントゲン撮影を行い、歯周病の進行度合いを正確に診断します。

 

2. PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)

 

歯科衛生士が専用の器具を使って、普段の歯磨きでは落としきれない歯垢や歯石、着色汚れを徹底的に除去します。

 

3. スケーリング(歯石除去)

 

歯石は歯ブラシでは取れません。専用の器具(スケーラー)を使って、歯周ポケット内の歯石を丁寧に取り除きます。

 

4. ルートプレーニング

 

歯周病が進行し、歯茎の奥深くにある歯石を取り除く処置です。歯の根の表面を滑らかにし、再発を防ぎます。

 

5. 歯周外科治療

 

重度の歯周病の場合、外科的な処置が必要になることもあります。歯周病菌に侵された組織を切除したり、失われた骨を再生させる治療(再生療法)などを行います。

当院では、マイクロスコープや歯科用CTなどの最新設備を活用し、より精密で成功率の高い歯周病治療を提供しています。

 

歯周病予防には定期的な歯科検診が不可欠

 

歯周病を予防し、治療後の健康な状態を維持するためには、毎日のセルフケアと併せて定期的な歯科検診が非常に重要です。

  • プロによるクリーニング: どんなに丁寧に磨いても、磨き残しは必ずあります。プロのクリーニングで、お口の中をリセットしましょう。
  • 歯磨き指導: 患者様一人ひとりの磨き癖を分析し、より効果的な歯磨き方法をアドバイスします。
  • 早期発見: 自覚症状がない初期の歯周病や虫歯を、早期に発見・治療できます。

 

まとめ:歯茎の出血に気づいたら、谷町四丁目駅の当院へ

 

歯茎からの出血は、歯周病が始まっているサインです。これを放置すると、歯を失うだけでなく、全身の健康を脅かすリスクが高まります。

「忙しいから」「痛くないから」と後回しにするのではなく、出血に気づいたその時が、歯科医院を受診する最適なタイミングです。

&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科は、谷町四丁目駅6番出口から徒歩4分、堺筋本町駅2番出口から徒歩6分とアクセスしやすい場所にあり、平日だけでなく土日も診療しています。

「大切な人にする歯科医療をあなたに。」という理念のもと、患者様のお悩みや不安に真摯に向き合い、最適な治療法をご提案します。

歯周病についてさらに詳しく知りたい方は、当院の他のブログ記事もぜひご覧ください

もう手遅れになる前に、一度、当院にご相談ください。皆様のご来院を心よりお待ちしております。


&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科

  • 所在地:〒540-0028 大阪府大阪市中央区常盤町2丁目1番13号アドバンスビル本町1階
  • 電話番号:06-4397-4350
  • ホームページ:https://and-dc.com/
  • ご予約はこちら
  • アクセス:
    • 谷町四丁目駅6番出口より徒歩4分
    • 堺筋本町駅2番出口より徒歩6分
  • 診療時間:平日・土日診療(祝日・GW・お盆休み・年末年始休み)

関連記事

  • 関連記事はありません。
  • カテゴリ

    当医院について

    谷町四丁目駅すぐの歯医者「&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科」では、虫歯・歯周病・根管治療からインプラント・審美歯科まで、幅広く対応しています。

    ご予約はこちら

    06-4397-4350

    診療時間
    月〜金:10:00-19:00
    土・日:09:00-18:00

    タップして電話をかける 24時間受付WEB予約