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2025-09-28

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【抜歯回避へ】精密根管治療(自由診療)の特徴

「抜歯」しかないと言われたあなたへ。諦める前に知ってほしいこと

もし今、あなたが歯科医院で「抜歯しかない」と告げられ、深く落ち込んでいるとしたら、少しだけ立ち止まって、この先の情報を読んでみてください。

そして、過去に根管治療を受けたにもかかわらず、再び痛みや腫れが出て再治療を検討しているという方も、ぜひ読み進めてください。

「もうこの歯はダメかもしれない」と諦めてしまう前に、実は「精密根管治療」という選択肢が残されている可能性があります。これは、従来の保険診療の根管治療では対応が難しかった、難易度の高い症例において「歯を長期間残す」ことに特化した、まさに最後の砦となる治療法です。

&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科では、「大切な人にする歯科医療をあなたに」という理念のもと、一本でも多くの歯を残すため、この精密根管治療に力を入れています。

 

従来の根管治療で「再発」しやすいのはなぜ? 抜歯に至るメカニズム

なぜ、一度治療したはずの歯がまた痛み出し、根管治療の再発を繰り返してしまうのでしょうか。その主な原因は、「細菌の取り残し」です。

歯の根っこ(根管)の中は、非常に複雑に入り組んだトンネルのような構造をしています。この複雑な構造の中から、肉眼や勘だけを頼りに病巣をすべて取り除くのは、現実的に極めて困難なのです。

 

肉眼治療の限界

従来の保険診療における根管治療の多くは、肉眼や拡大鏡(ルーペ)を用いて行われます。しかし、根管の直径はわずか0.1mm~1mm程度であり、肉眼では内部の状態を詳細に確認することは不可能です。

結果として、以下のような問題が発生しやすくなります。

  • 病巣の取り残し: 細い根管や枝分かれした部分の細菌を取り残してしまう。
  • 薬剤の不十分な充填: 細菌が残った空洞に隙間ができ、再感染の原因となる。
  • 器具の誤穿孔(パーフォレーション): 根管の壁を傷つけてしまい、治療がより困難になる。

 

細菌感染(唾液)による再発リスク

さらに、保険診療の根管治療では、治療中に唾液が患部に混入し、細菌が入り込むリスクが高い状態で行われることが少なくありません。

唾液の中には無数の細菌が含まれており、どんなに丁寧に処置を行っても、この細菌感染を防げなければ、いずれ根管治療の再発につながってしまいます。

このような状況が繰り返され、根の病巣が大きくなると、最終的に「抜歯しかない」という診断に至ってしまうのです。


 

精密根管治療が「抜歯」を回避できる理由:2つの必須設備

精密根管治療とは、これらの従来の治療の限界を克服するために、専門的な設備と技術を用いる自由診療の治療法です。

特に重要な役割を果たすのが、以下の2つの設備です。

 

1. マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)の導入

精密根管治療の最も大きな特徴は、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用することです。

 

驚異的な「視野の拡大」

マイクロスコープは、治療部位を最大で20倍以上にまで拡大し、高精細な光を当てて患部を照らし出します。肉眼では見えなかった、歯の根の中の微細なヒビ、隠れた根管の入り口、そして取り残された細菌の巣(感染源)を、術者が直接目で確認しながら治療を進められます。

  • メリット:
    • 残存する細菌をピンポイントで特定・除去できる。
    • 歯を削る量を最小限に抑えられる。
    • 従来の治療で折れてしまった器具の破片(ファイル)の除去も可能になる。

&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科では、このマイクロスコープを導入し、すべての根管治療において活用しています。

 

2. ラバーダム防湿(治療部位の隔離)の徹底

 

もう一つ、精密根管治療に欠かせないのがラバーダム防湿です。

これは、治療する歯以外の口腔内全体を薄いゴムのシート(ラバーダム)で覆い、治療中の患部に唾液や呼気中の細菌が一切入らないように隔離する方法です。

 

細菌感染の徹底防止

 

根管治療の成否は、「いかに細菌のいないクリーンな環境で処置を行うか」にかかっています。ラバーダムを用いることで、治療中の細菌感染リスクをほぼゼロにすることができ、根管内部の無菌状態を保ったまま、確実に治療を進めることができます。

日本では保険診療でラバーダムが使用される機会は少ないですが、根管治療の先進国では、ラバーダムの使用は必須の「世界標準」とされています。


 

精密根管治療の流れと使用する専門材料

 

精密根管治療では、マイクロスコープとラバーダムに加えて、高い治療成功率を実現するための専門的な器具と材料を使用します。

 

1. 徹底した細菌の除去

 

マイクロスコープで確認しながら、ニッケルチタンファイルなどの柔軟性の高い専用器具を使用し、根管内部を丁寧に拡大・清掃します。その後、次亜塩素酸ナトリウムなどの強力な洗浄液を使い、細菌の巣を徹底的に洗い流します。

 

2. 根管への隙間のない充填(MTAセメントの活用)

 

細菌を完全に除去した後は、再発を防ぐために根管の空間を隙間なく埋める必要があります。

  • MTAセメント: 従来の材料に比べ、封鎖性が高く、さらに生体親和性(体とのなじみやすさ)も優れている高性能な歯科材料です。このMTAセメントなどを用いることで、再感染リスクを最小限に抑えます。

これらの治療プロセスは、一本の歯に対し数時間をかけて集中的に行うことも珍しくありません。

 

自由診療である理由と費用対効果(生涯で歯を残す価値)

 

精密根管治療が自由診療 根管治療となるのは、その治療に「時間」「設備」「専門技術」という、保険診療の枠を超えたリソースが必要となるためです。

 

1. 高額な専門設備の維持

 

前述したマイクロスコープは一台数百万円する非常に高価な医療機器です。また、滅菌機器やCTなどの精密検査機器の維持にもコストがかかります。

 

2. 専門的なトレーニングと時間

 

精密根管治療を安全かつ確実に行うには、術者に高度な専門知識と熟練した技術が求められます。また、一本の歯の治療に数時間を要することもあり、時間と手間をかけて治療の質を最優先するスタイルは、短時間での診療が求められる保険診療のシステムにはそぐいません。

 

生涯を通じて歯を残す「費用対効果」

 

精密根管治療は、保険診療と比較すると費用はかかります。しかし、その費用対効果を考えてみてください。

「抜歯」を選んだ場合、その後の選択肢は入れ歯、ブリッジ、インプラントといった人工的な補綴物になります。特にインプラントは初期費用が高額になり、手術を伴います。

  • 精密根管治療の価値: ご自身の天然歯を、治療を繰り返すことなく、さらに10年、20年と使い続けられる可能性を劇的に高めます。

ご自身の歯で噛めること、そして大切な歯を失わずに済むという精神的な安心感は、治療費用をはるかに上回る生涯価値をもたらします。歯を失う前に、最後のチャンスとして専門性の高い治療を選ぶことが、結果として最も経済的で、心身の負担も少ない選択となることが多いのです。


 

専門性が高い歯科医院を選ぶポイント

 

精密根管治療は、誰でもできる治療ではありません。医院選びで失敗しないために、以下の点を必ず確認してください。

  1. マイクロスコープを導入しているか
    • 導入しているだけでなく、「日常的に」根管治療に使用しているか。
  2. ラバーダム防湿を徹底しているか
    • 治療風景の写真などで使用しているか確認しましょう。
  3. 専門的なトレーニングを受けた歯科医師が在籍しているか
    • 日本歯内療法学会などの専門医や認定医の資格を持つ医師、または顕微鏡歯科治療に関する豊富な臨床経験を持つ医師が望ましいです。

&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科では、すべての精密根管治療を、高い技術と徹底した感染管理のもとで行っております。


 

&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科の精密根管治療

 

当院の「精密根管治療」に対する専門性と院長の想い

 

当院の診療理念は「大切な人にする歯科医療をあなたに。」です。この言葉は、一本の歯を失うことが、患者様の人生にどれほど大きな影響を与えるかを理解しているからこそ生まれたものです。

他院で「抜歯しかない」と診断され、不安な気持ちで来院される患者様の切実な想いに応えること、それが私たちの使命です。

マイクロスコープラバーダム防湿、そして最新のMTAセメントといった専門的な設備や材料を整えるのは、単に高額な治療を提供するためではありません。天然歯を残す可能性を、1%でも高めたいという院長の強い想いがあるからです。

根管治療の再発を繰り返し、もう諦めかけているあなたへ。

私たちは、精密根管治療を通じて、あなたの「抜歯回避」を全力でサポートします。まずは、今抱えている不安やお悩み、そして過去の治療経緯を詳しくお聞かせください。CT撮影による精密検査を行い、あなたの歯が持つ可能性を一緒に見つけ出しましょう。

不安な気持ちのまま治療を始める必要はありません。セカンドオピニオンとしても、お気軽にご相談ください。

 

&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科へのアクセス・ご予約

 

項目 詳細
医院名 &DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科
所在地 大阪府大阪市中央区常盤町2丁目1番13号アドバンスビル本町1階
アクセス 谷町四丁目駅6番出口から徒歩4分 堺筋本町駅2番出口から徒歩6分
診療時間 平日・土日診療(祝日・GW・お盆休み・年末年始休みを除く)
電話番号 06-4397-4350
ご予約 ホームページの予約フォームからご予約ください。

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