ホワイトニングについて
歯科医院で行うホワイトニングとは、歯を削ることなく、歯の表面・内部の着色を、専用の薬剤を用いて分解し、歯そのものを白く明るくする方法です。当院では過酸化水素を用いたホワイトニングを行なっております。過酸化水素は、その高い漂白効果から、歯科医院でのみ使用が認められている成分です。高濃度の薬剤を使用できるため、短期間で高い効果が期待でき、理想の白い歯へと導きます。一方、セルフホワイトニングやホワイトニングサロンは、手軽さが魅力ですが、使用できる薬剤の濃度や施術方法に制限があるため、効果には個人差があります。効果と安全性を重視する場合には、歯科医院でのホワイトニングをお選びいただく必要があります。
【新規の患者様専用】
「ホワイトニング」
予約可能日時
ホワイトニングにかかる
費用・期間
種類
- ホームホワイトニング
マウスピースとジェルを用いて自宅で行う
ホワイトニング - オフィスホワイトニング
専用の薬剤と光照射を用いて歯科医院で行う
ホワイトニング - デュアルホワイトニング
ホームホワイトニングと
オフィスホワイトニングのセット
費用
ホームホワイトニング | 24,200円(税込) |
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オフィスホワイトニング | 17,600円(税込) |
デュアルホワイトニング | 69,300円(税込)/1ヶ月コースの場合 |
期間回数
ホームホワイトニング | 白くなるまでの期間:1~3ヶ月 治療開始までの通院回数:3回程度 |
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オフィスホワイトニング | 白くなるまでの期間:当日から 治療開始までの通院回数:3回程度 |
デュアルホワイトニング | 白くなるまでの期間:当日から 治療開始までの通院回数:3回程度 |
オフィスホワイトニングに
ついて
オフィスホワイトニングとは?

歯科医院にて漂白作用を持つ薬剤を用いて歯を白くする方法です。ホワイトニング材を歯に塗布し、特殊な光を照射して歯を漂白します。当院では過酸化水素を用いたホワイトニングを行なっております。
オフィスホワイトニングでは高濃度の薬剤を使用することが可能なため、1度の施術でも効果を感じることができます。ただし1度の施術でできる白さには限度があるため、理想の白さにするためには複数回の施術を受けていただく必要があります。平均的には3〜5回の施術で満足する白さになる方が多いです。
オフィスホワイトニングは非常に即効性のあるホワイトニング方法ですが、その分ホームホワイトニングと比較するとホワイトニング効果が長期間持続しにくいところがあります。持続期間は一般的には3〜6ヶ月間と言われています。結婚式など大切なイベントの前で、短期間で白い歯を手に入れたい方、歯の着色が強い方、ご自身でのケアが苦手な方などにお勧めのホワイトニング方法です。
ホームホワイトニングに
ついて
ホームホワイトニングとは?

ホワイトニング専用のマウスピースと、歯を漂白する作用のあるジェルを用いて自宅で行うホワイトニングです。歯形をとりマウスピースを作成した後、ジェルと一緒にお渡しします。
ホームホワイトニングでは、1日1~2時間ホワイトニングジェルを入れたマウスピースを装着する必要があります。効果を実感し始めるまでの期間は一般的には毎日使用して2週間ほどと言われています。さらに理想の白さになるためには1~3ヶ月程度必要となります。オフィスホワイトニングに比べて低濃度の薬剤を使用するため、効果が現れるまで時間がかかりますが、じっくりと時間をかけて歯を白くするため、後戻りがしにくいのが特徴です。持続期間は一般的には6ヶ月〜1年と言われています。ただし自宅で手軽にホワイトニングを行いたい方、ホワイトニングの効果を持続させたい方、知覚過敏が心配な方などにお勧めのホワイトニング方法です。
デュアルホワイトニングに
ついて
デュアルホワイトニングとは?

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するホワイトニングの方法です。それぞれのメリットを組み合わせることでより高いホワイトニング効果が得られます。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの良いとこ取りをした、ハイブリッドなホワイトニング方法です。 まず歯科医院で高濃度の薬剤を使用するオフィスホワイトニングを行い、短期間で歯の白さを引き上げます。この即効性により、早期に効果を実感できるのが大きな特徴です。その後、ご自宅で低濃度の薬剤と専用のマウスピースを使用するホームホワイトニングを併用することで、オフィスホワイトニングで得られた白さをじっくりと定着させ、より長く維持することが可能になります。ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングだけでは届きにくい歯の内部まで薬剤を浸透させる効果も期待できます。
このように、デュアルホワイトニングは、即効性と持続性という二つのメリットを兼ね備えているため、単独のホワイトニングよりも高い効果が期待でき、後戻りもしにくいと言われています。持続期間は一般的には6ヶ月〜1年と言われています。特に、歯の変色が強く、しっかりと白くしたい方や、白さをできるだけ長く保ちたい方におすすめの効率的なホワイトニング方法です。
ホワイトニングの簡易比較表
1回の施術にかかる時間 | オフィスホワイトニング:歯科医院にて約1時間 ホームホワイトニング:自宅にて1~2時間 デュアルホワイトニング:歯科医院にて約1時間+自宅にて1~2時間 |
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理想の白さになるまでの期間(目安) | オフィスホワイトニング:3~5回の施術 ホームホワイトニング:約1~3ヶ月 デュアルホワイトニング:3~5回の施術+約1~3ヶ月 |
白さが継続する期間(目安) | オフィスホワイトニング:3~6ヶ月 ホームホワイトニング:6ヶ月~1年 デュアルホワイトニング:1~2年 |
理想の白さ到達までの回数は、現在の歯の色と、どれくらい白くしたいかによって大きく変わります。
ホワイトニングの白さの持続期間は、個人の歯の質や生活習慣で大きく変わります。着色しやすい飲食物や喫煙は色戻りを早めます。丁寧な歯磨きやホワイトニング歯磨き粉の使用、歯科医院での定期的なメンテナンスが重要です。生活習慣を見直し、適切なケアを続けることで、白さをより長く保てます。
よくあるご質問
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虫歯があってもホワイトニングはできますか?
虫歯がある状態でのホワイトニングは、原則としてお勧めできません。ホワイトニングの薬剤は健康な歯には安全に使用できますが、虫歯の状態では強い刺激や痛みを感じることがあるため基本的には虫歯の治療を先に行います。処置の緊急性が低いものであればホワイトニングを優先することもできますので一度ご相談ください。
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治療を行なった歯にもホワイトニングはできますか?
治療を行った歯にもホワイトニングは可能です。しかし、詰め物や被せ物(補綴物)自体はホワイトニングの薬剤で白くなりません。そのため、ホワイトニングによって周りの歯が白くなった結果、詰め物や被せ物の色が目立ってしまうことがあります。もし、ホワイトニング後にこれらの色が気になるようでしたら、より白い色調の補綴物にやり直すという選択肢があります。治療済みの歯のホワイトニングをご希望の場合は、事前に歯科医師にご相談ください。
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ホワイトニング効果を長くもたせるにはどうしたらいいですか?
毎食後と就寝前の丁寧な歯磨きを徹底し、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなど着色しやすい飲食物の摂取は控えめにし、摂取した場合は、すぐに口をすすぎましょう。ホワイトニング効果のある歯磨き粉やマウスウォッシュの使用もおすすめです。喫煙は着色の最大の原因となるため避けましょう。定期的な歯科医院でのメンテナンスと、必要に応じたタッチアップを行うことで、美しい白さをより長く維持できます。
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ホワイトニングはしみますか?
ホワイトニング中のしみは個人差がありますが、当院ではしみにくい薬剤を使用しています。施術後には、歯の表面を保護するペーストを塗布し、ご希望の方にはホームケア用のペーストもご用意していますのでご安心ください。万が一、施術中にしみを感じる場合は、遠慮なくお申し付けください。患者様の状態に合わせて薬剤の濃度を調整するなど、可能な限り快適にホワイトニングを受けていただけるよう努めます。
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妊娠中でもホワイトニングはできますか?
妊娠中や授乳中のホワイトニングは、一般的に推奨されていません。胎児や赤ちゃんへの影響は明確にはわかっていませんが、念のため時期を避けることが望ましいと考えられています。出産後、または授乳後に改めてご検討ください。
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ホワイトニングの効果がない人もいますか?
ホワイトニングの効果には個人差があり、歯の質や着色の種類によっては効果が出にくい場合があります。例えば、テトラサイクリン系の薬剤による変色や、エナメル質形成不全による変色は、通常のホワイトニングでは効果が得られにくいことがあります。事前に歯科医師が歯の状態を詳しく診断し、最も効果的な治療をご案内させていただきます。
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ホワイトニングサロンとの違いはなんですか?
ホワイトニングサロンは資格のないスタッフが表面の着色除去を行うため、漂白効果は限定的で持続も短めです。歯科医院では資格を持った専門のスタッフが国で認められた漂白薬剤を使用し、歯を内部から白くするため高い効果と安全性が期待できます。